簡単なクィズ形式の「人権腕だめし」を朝礼等で社員に配布して管理者・事業主が「簡単に」「短時間に」(15分~30分)行うことが出来る人権研修です。
使用する研修資料・書類
(1)人権腕だめし実施マニュアル
(2)人権腕だめし
(3)人権腕だめし解笞・解説シート
(4)企業内人権啓発研修実施報告書
進め方
(1)進め方の手順(フロー)
- 受講者に「人権腕だめし(設問)」を配布し、問題を読み解笞を記入してもらう。(「はい」「いいえ」又は「〇」「×」を選択)なお、考える時間は受講者に応じて3分間~5分間で設定。時間があれば、受講者間での相談は任意。
- 「人権腕だめし(解説)」を配布し、研修担当者から解笞・解説を行う。設問毎に受講者に「はい」「いいえ」「わからない」について解笞(挙手)してもらうことで、理解状況の確認や参加意識の盛り上げ等を図ることができます。なお、「人権腕だめし(解説)」を配布しないで、研修担当者の手持ち資料として活用し、受講者にメモ等を記入させる形式での研修も可能。
(2)人権腕だめし研修の終わりの挨拶話法
- ご苦労さまでした。いかがだったでしょうか。全問正解だった人はいますか。
- 人権問題は決してむずかしい、堅苦しいものではありません。私たちの身近なところに人権は沢山存在しています。そうした人権について、今日のような方法で身近な問題として考えてみることは大変重要です。
- わが社は、企業の社会的責任CSRの取組みのひとつとしてこうした取組みを今後も行なっていきます。それではこれで人権腕だめしによる人権研修を終わります。
人権腕だめし研修実施報告
- 人権腕だめし研修の後は、「企業内人権啓発研修実施報告書」を完記して大阪府知事(大阪府商工労働部雇用推進室)に報告ください。提出された研修実施報告書は、企業内の人権啓発活動の取り組みとして記録されます。